定休日の意味

売上減少の原因

 あるロードサイド店舗は、創業後、年中無休で営業していました。しかし、1週間を通して特定曜日の売上高が低いことなどを理由に週1回の定休日を設けました。
 その曜日は営業をしていても売上高は低いわけですが、その売上高はゼロではありませんので、結果として、月間の売上高が減少しました。
 では、利益は上がったのかというと、定休日を設定する前とほとんど変わっていませんでした。これでは、定休日を設けた意義が疑われてしまいます。
 

視点の抜け漏れをなくす

 店舗を構えてビジネスを行っている事業者の場合、営業日・営業時間が多ければ多いほど売上が大きくなる、という考え方があります。よって、この考え方は、当然のことながら、営業日・営業時間が少なければ少ないほど売上が低くなる、ということでもあります。

 しかし、この考え方は、営業日や営業時間という「量」に着目しており、「質」に着目していません。いわゆる抜け漏れのある視点です。

 営業日・営業時間という「量」が減ったのであれば、取り組みの「質」を上げなければ売上は減ります。言い換えると、大きく売上を向上させることを目標に、取り組みの「質」を上げるために、あえて営業日・営業時間という「量」を減らすという経営判断もあるわけです。

 取り組みの「質」を上げるとは、中長期的な視点で戦略を考える、ミーティングを実施する、人脈を構築する、外出して視野を広げるなど、こちらのコラム仕事の覚悟を決めるでご紹介した、アイゼンハワーの原理でいうところの「緊急度は低いが重要度の高い」取り組みを行う、ということです。

 プレーイングマネージャーである経営者が、店頭で仕事をしながら、上記の取り組みを行うことは難しいかもしれません。そこで、定休日を設ける必要が出てきます。もちろん、体を休ませることも取り組みの「質」を向上させるために重要なことでしょう。

 定休日は、業績向上のために主体的に設定するものなのです。

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