経営理念が意味するもの

コラム

 経営理念を定め、浸透させることで、事業に力強さが加わります。事業者として、またそこで働く従業員としての判断基準ができ、「貴店らしさ」が出てくるからです。 

 これまで150に及ぶ中小企業・個人事業主様のご支援に関わってきましたが、経営理念を定めている事業者様は多くない、というのが私の印象です。これは、経営理念がなくても事業運営ができること、また、経営理念を決めることは難しそうな印象があること、が大きな要因だと思います。

 そもそも、経営理念とは何なのでしょう。

 ちなみに、このコラムを読んでいる方に伺います。

 「あなたは何のために生きていますか?」

 この問いに即答できた方もいるでしょうし、ちょっと考えてしまった方もいると思います。

 例えば、小学生の男の子に、この問いを投げかけたとします。
 「君は、何のために生きているの?」
 「うん、僕はね、発展途上国の貧困に苦しむ子どもたちを救うために生きています」

 例えば、友人に、この問いを投げかけたとします。
 「お前さ、何のために生きてる?」
 「そうだな、オレは毎日うまい晩酌をするために生きてるかな」

 これらの答えは、ある人からしたら間違っていると言われるかもしれません。
 しかし、「何のために生きているのか」という問いに即答できている点が、力強いのです。

 では、「あなたのお店は何のために存在していますか?」
 この問いの答え、それが経営理念です。

 最近、私が関わった事業者様の経営理念の例ですと、
 「一升飲める酒・一生飲んでいただける酒を一生懸命提供する」(日本酒製造業)
 「豆を極め、喜びを創る」(豆菓子製造業)
 「コツコツとした積み重ねによる進化を続け、ラーメン店としての価値を最大化する」(ラーメン店)

 経営理念が従業員まで浸透していると、判断基準を経営理念に置くことができますから、そのお店らしさが出てきます。

 面白法人カヤックさんのホームページには良い経営理念の条件が掲載されています。
 1.成長性を示唆していること
 2.理念から戦略&戦術のヒントがあること
 3.社会に貢献するものであること

 参考までに、定めた経営理念は自店のロゴマークを決める際にも有用な材料となります。
 当社の経営理念は「ノウハウの力でロードサイド店舗を『超』強力にする」です。ロードサイド店の頭文字「R」を一歩踏み出す形とし、業績が上昇していくイメージのロゴマークです。この一歩踏み出すことは、弊社のノウハウを活用することであり、業績が向上していくことは、『超』強力になっていくこと、をイメージしています。

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