電気自動車時代のガソリンスタンド売上アップに欠かせない「無料洗車」の秘密

コラム

電気自動車の普及でガソリンスタンド売上に陰り

 電気自動車の普及とともに、ガソリンスタンドはガソリンによる収益が見込みにくくなってきます。ですが、燃料が何であっても、車は使っていれば汚れるため、洗車収益は、ガソリンスタンド生き残りのポイントとなり得ます。

 そこで、ガソリンスタンドでは、様々な施策を用いて洗車収益を向上させようとしますが、今回の記事では、効果が見込みやすい施策として、無料洗車を活用について、顧客心理を紐解きながら解説していきます。

 この記事は、ガソリンスタンドの経営者や管理職だけでなく、業種問わず、客単価を向上させたい方を対象としており、最後まで読むことで、売上をアップさせるための具体的な方法を理解することが期待できます。では、本題に入っていきます。

無料洗車で顧客心理を動かし、洗車収益をアップ

 無料洗車を活用する目的は、新規顧客や休眠顧客の掘り起こしです。それが期待できる理由は、以下の消費者心理があるからです。

1.返報性の原理

  人は、何かをもらった相手には、何かを返したいという心理が働くとされる効果です。無料でガソリンスタンドに洗車をしてもらった消費者は、そのガソリンスタンドに対して、大なり小なり、何かを返したいと考えるものです。

2.フット・イン・ザ・ドア効果

 人は、一度何かを受け入れると、その後も同じものを受け入れやすくなる心理が働くとされる効果です。無料であれ有料であれ、一度そのガソリンスタンドで、洗車をするというサービスを受け入れると、その後も洗車というサービスを受け入れる可能性が高まります。

段階的な割引で効果を高める

 上記の心理効果を利用し、洗車無料を入り口として、有料洗車へ展開していくことは有効な方策と言えます。例えば、1回目の洗車は無料(100%オフ)、2回目は50%オフ、3回目は30%オフ、というスタンプ欄を設けた紙製のカードを作成し、当店で洗車を利用したことのない顧客や、前回洗車を利用してから一定期間が経過した顧客に配布します。

 なお、この場合、顧客車両のナンバープレート情報で、過去の洗車履歴を管理すると良いでしょう。具体的な管理の仕方は、以下のリンクをご参照ください。
https://note.com/roadside/n/n8f98c5b50164

 その上で、利用の都度、カードにスタンプを押し、4回目からは通常価格で提供してていくわけですが、以下で、この方策と上記の心理効果との関連、この方策を実施する際の留意点を述べていきます。

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