アルバイトにOJTのトレーナーを任せるとガソリンスタンドが変わる

コラム

OJTのトレーナーをアルバイトスタッフに任せるために必要なステップ

 この記事では、ガソリンスタンドのスタッフのサービス力を高めるために、OJT(オン・ザ・ジョブトレーニング)を効果的に実施する方法について述べていきます。

 私は、ガソリンスタンドの店長として、OJTのトレーナーをベテランのアルバイトスタッフに任せることで、新人スタッフの成長やモチベーションを向上させるとともに、トレーナーのスキルアップや満足度を向上させることができました。

 この記事では、OJTのトレーナーを店長や管理職ではなく、ベテランのアルバイトスタッフに任せるメリットや、そのために必要なステップを具体的に紹介します。

 ガソリンスタンドの経営に関心のある方や、OJTの実施にお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。

OJTはどれだけ機能している?

 2010年に発表された(学)産業能率⼤学総合研究所(2010)「経済危機下の⼈材開発に関する実態調査」では、回答企業の9割近くが人材育成の方法として「OJTが中⼼」と回答しているにも関わらず、OJTが「機能している」と回答した割合は1割強にとどまっています。

(学)産業能率⼤学 総合研究所(2010)「経済危機下の⼈材開発に関する実態調査」

 では、どうすればOJTが機能するのでしょうか。効果的なOJTを実施するには、トレーナーの役割が非常に重要です。トレーナーは、新人スタッフに業務の知識や技能を伝えるだけでなく、モチベーションを高めたり、フィードバックをしたり、成長を評価したりする役割を担います。

 ただし、この重要な役割を店長や管理職が担うと以下のような問題を引き起こす可能性があります。

OJTのトレーナーを店長や管理職が担うリスクとは

 トレーナーの役割を店長や管理職が担った場合のリスクとして、以下が考えられます。

  • 店長や管理職は、店舗運営や管理に忙しく、OJTに十分な時間や労力を割けないことがある。
  • 店長や管理職と新人スタッフの年齢や世代のギャップが大きいと、コミュニケーションがうまくとれないことがある。

 これらの問題は、新人スタッフの成長やモチベーションに悪影響を与えるだけでなく、早期の離職にも繋がる可能性があります。そこで、トレーナーの役割を店長や管理職ではなく、ベテランのアルバイトスタッフに任せることをお勧めします。

 実際に、私は、ガソリンスタンドの店長時代に、この方策をとったことで、以下の効果を得ることができました。

OJTのトレーナーをベテランのアルバイトスタッフに任せるとどうなるか?

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