持続化補助金の採択を目指す計画書の書き方(2021年版)③

小規模事業者持続化補助金

 当コラムにおいて、小規模事業者持続化補助金の採択事例を多数ご紹介してきましたが、採択される計画書というものは共通点があります。よって、これまでご紹介してきた事例や、2021年の公募要領を参考にして、採択の可能性が高まる計画書の書き方をご紹介していきます。

 以下は、小規模事業者持続化補助金<一般型>に応募する際に作成する資料ですが、今回のコラムでは、その赤枠部分、様式2-1 経営計画書兼補助事業計画書① <経営計画> 「2.顧客ニーズと市場の動向」のうち【顧客ニーズ】を見ていきます。

 なお、当コラムの内容は<低感染リスク型ビジネス枠>にも応用できますので、そちらにご応募を予定されている方も参考にして下さい。

1.「顧客ニーズ」の書き方

 経営は、外部環境の変化に応じた事業展開をすることがポイントであり、そのためには、当然のことながら外部環境を適切に把握する必要があります。よって、当欄において外部環境を適切に述べることは、適切な事業展開ができる可能性が高いことになります。

 表現の仕方を変えると、当欄で外部環境を適切に述べることができていない事業者は、今後の事業展開に疑問の余地があるため、補助金は交付できない、つまり採択の可能性は低いということです。では、何をどのように書けば良いのか、その具体策は以下の通りです。

(1)構成を決める

 これは当欄に限りませんが、思いつくままに書き出すのではなく、予め構成を決めてから書き出すことで全体の整合性がとりやすくなり、読み手の理解も深まりやすくなります。

 当欄の構成として、弊社がお勧めしているのは、当欄のタイトル「顧客ニーズと市場の動向」を素直に反映させた【顧客ニーズ】【市場の動向】に切り分けて構成することです。このうち【顧客ニーズ】の具体的な内容は以下の通りです。

(2)「顧客ニーズ」の定義をする

 言葉を定義することは、読み手によって異なる解釈を統一させるとともに、書き手の論点を逸脱させないという効果があります。顧客ニーズとして「顧客の声」や「顧客の要望」を列挙するケースが散見されますが、弊社では、顧客ニーズを「自社を利用することによって達成したい顧客の目的」と定義しており、これに則って書くことをお勧めしています。

(3)顧客ニーズの切り分けをする

 顧客ニーズは「Quality (品質)」「Cost(費用、価格)」「Delivery(納期)」というQCDの観点を用いると洗い出しやすくなります。

 例えばこのコラムを読んでいる方のニーズを「品質」から検討した場合、「具体的な計画書の書き方を学んで、小規模事業者持続化補助金に採択され、資金を得たい」というニーズが挙げられます。これは「具体的」という品質に着目した考え方です。

 同じく「価格」から検討した場合、「手軽に無料で計画書の書き方を学んで、小規模事業者持続化補助金に採択され、資金を得たい」というニーズが挙げられます。これは「無料」という価格に着目した考え方です。

 さらに「納期」から検討した場合、「締切1週間前であっても計画書の作成支援に応じていただき、小規模事業者持続化補助金に採択され、資金を得たい」というニーズが挙げられます。これは「1週間」という納期に着目した考え方です。

 今回のコラムでは、様式2-1 経営計画書兼補助事業計画書① <経営計画> 「2.顧客ニーズと市場の動向」の中の【顧客ニーズ】を取り上げ、採択の可能性を高める書き方について述べました。次回は「2.顧客ニーズと市場の動向」の中の【市場の動向】について見て行きます。

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