残念なガソリンスタンド事典(採用編)

残念なガソリンスタンド事典

 人手不足に苦しむガソリンスタンドが多い印象がありますが、せっかく自店で働きたい応募者と面接をしたものの、その後の対応が残念なものだと、雇いたくても雇えなかったり、雇っても早期退職に繋がったりしてしまいます。

 せっかく忙しい中、面接したのですから、良い意味でその後に繋げていくために、今回のコラムでは、反面教師として採用活動が残念なガソリンスタンドを見ていきます。

採用活動が残念なガソリンスタンド1:面接が短時間

 私がかつてアルバイトをしようとして面接に行ったあるガソリンスタンドでは、面接官からの「いつから来ることができますか?」から始まり、せいぜい10分程度で面接を終えた記憶があります。

 場合によってはこれから数年間働いてもらうことになる人材を、10分で見極めることは事実上不可能なわけで、応募したら誰でも雇うという意図が見え見えであり、少しがっかりした記憶があります。

 今後働くスタッフにこのような第一印象を与えてしまうと、その後の仕事に対するモチベーションにも良い影響は与えないことになってしまいます。

採用活動が残念なガソリンスタンド2:面接内容がネガティブ

 「冬は手荒れで、指先がひび割れて血が噴き出てくるんだよね」
 「夏は暑さで汗の量が半端なくて、朝から夜まで小便が出ないんだよね」

 このように、ガソリンスタンドの仕事のきつさばかりを応募者にアピールするガソリンスタンドの面接官がいます。このようなネガティブな情報を隠す必要はありませんが、働く気を持って面接に来ているわけですから、仕事のやりがいなどポジティブな情報も積極的に伝えていく必要があります。

 では、面接で何を話せば良いのか。以下のコラムを参考にして下さい。
 応募者と面接する際の質問事項

採用活動が残念なガソリンスタンド3:採用の連絡を忘れる

 面接をしたら採用か不採用の連絡をするわけですが、忙しさにかまけてその連絡を忘れてしまう場合があります。これは、目の前の顧客をさばく活動の方が、新規の人材を確保する活動よりも優先されたということです。

 エンジンオイルやタイヤなど利益率の高いガソリン以外の商品(油外商品)の販売は人材がいなければ困難であることは自明の理であり、それを忘れてしまうのは、目先の視点に囚われ、中長期的な視点がないと言われても仕方ないでしょう。

採用活動が残念なガソリンスタンド4:不採用の連絡をしない

 どうせ雇わないのだから、という理由で不採用の場合に連絡をしないガソリンスタンドがあります。ですが、わざわざ面接に来て下さった方へのリスペクトがないことの証明となります。

 また、面接に来られる方のほとんどは、地域に居住する方であり、不採用だからといって連絡をしないのはマナーがなっていないと、悪評が拡がるリスクも低くはありません。

 今回のコラムでは、残念なガソリンスタンドの採用活動として、1.面接が短時間、2.面接内容がネガティブ、3.採用の連絡を忘れる、4.不採用の連絡をしない、を挙げました。繰り返しになりますが、せっかく面接に時間を割いたわけですから、お互いに有意義な時間にするために、上記の事例に陥っていないか、再検討してみましょう。

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