持続化補助金の採択を目指す計画書の書き方(2021年版)⑧

小規模事業者持続化補助金

 当コラムにおいて、小規模事業者持続化補助金の採択事例を多数ご紹介してきましたが、採択される計画書というものは共通点があります。よって、これまでご紹介してきた事例や、2021年の公募要領を踏まえて、採択の可能性が高まる計画書の書き方をご紹介していきます。

 以下は、小規模事業者持続化補助金<一般型>に応募する際に作成する資料ですが、今回のコラムでは、その赤枠部分、様式2-1 経営計画書兼補助事業計画書① <経営計画> 「4.経営方針・目標と今後のプラン」のうち【今後のプラン】の書き方について見ていきます。

 なお、当コラムの内容は<低感染リスク型ビジネス枠>にも応用できますので、そちらにご応募を予定されている方も参考にして下さい。

1.「経営方針・目標と今後のプラン」【今後のプラン】の書き方

(1)時間軸を意識する

 【今後のプラン】で非常に多いのは、時間軸を意識せず、今後やるべきことを列挙しているだけのケースです。【今後のプラン】はタスクリストではなく「計画」であり、計画には「いつ」という時間軸が必要です。

 旅行計画であれば、いつ出発し、いつ到着し、旅行先ではいつ何を行うのかという内容を盛り込むはずです。起こすべき行動が分っても、いつ実施するべきかが分らなければ、行動の起こしようがありません。【今後のプラン】も同様で、いつ何を行うのかという視点で立案することが重要です。

 弊社では3年の時間軸をとり、各年度を3か月で分割し、4半期のスパンで起こすべき行動が何かを分るようにすることをお勧めしています。

(2)視点のレイヤーを上げる

 例えば、当該補助金でホームページを作成する場合、【今後のプラン】に盛り込む行動として「ホームページ作成業者との打合せ」「ホームページの全体構成の確認」「トップページ用写真の撮影」といったホームページ作成に関する内容だけを盛り込み、【今後のプラン】としているケースがあります。

 これは、次回以降のコラムで見て行く<補助事業計画>の内容と言えます。「4.経営方針・目標と今後のプラン」は<経営計画>の構成要素ですから、【今後のプラン】は視点のレイヤーをさらに上げ、補助事業計画も含めた自社全体の<経営計画>を検討する必要があります。

(3)経営資源の充実を検討する

 今後の行動を洗い出す場合には「人」「物」「金」「情報」という経営資源それぞれを3年間という時間軸の中でどのように充実させていくかという観点の活用をお勧めしています。具体的な行動の例としては以下が挙げられるでしょう。

 人的資源の充実:募集、採用、育成など

 物的資源の充実:設備投資、販促物の作成・購入など

 財務的資源の充実:資金調達、新規金融機関の開拓など

 情報的視点の充実:ブログやSNSのアカウント習得、情報の受発信など

 以上を踏まえた例が下記となります。この例は「物的資源」「財務的資源」それぞれの充実はプランニングしませんでしたので、3年間で起こすべき行動は「人的資源」「情報的資源」の充実に関するもののみにしています。

 今回のコラムでは、様式2-1 経営計画書兼補助事業計画書① <経営計画> 「4.経営方針・目標と今後のプラン」の中の【今後のプラン】を取り上げ、採択の可能性を高める書き方のポイントとして、(1)時間軸を意識する、(2)視点のレイヤーを上げる、(3)経営資源の充実を検討する、を述べました。次回は<補助事業計画> Ⅰ.補助事業の内容 「1.補助事業で行う事業名」について見て行きます。

2.小規模事業者持続化補助金の計画書作成をサポートします

 弊社の1,000件を超える支援実績を通じて蓄積してきたノウハウを活用して、計画書作成のサポートを行い、採択の可能性を高めます。詳しくはこちらから↓↓↓

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