持続化補助金に採択された写真スタジオの計画書作成事例⑤

小規模事業者持続化補助金

 その経営者は、ご自身のお子様が1歳の誕生日を迎えた際に、スタジオで撮っていただいたその写真に感動し、自身も多くの方へその感動を与えたいという動機から、写真スタジオの運営を開始しました。

 写真スタジオ業界は、大手企業も参入しており、競争が激しいわけですが、その経営者は小規模事業者持続化補助金を活用して、温めていた新サービスを展開することにしました。

 そこで経営者ご自身で、当該補助金に申請する計画書を作成しましたが、当社にブラッシュアップのご相談に来られ、結果として採択されました。そこで、同店がどのようにして採択レベルにブラッシュアップしたのかをお伝えしていきます。

 以下は、小規模事業者持続化補助金へ応募する際の一般的な提出書類ですが、今回は下図赤枠部分、様式2-1経営計画書兼補助事業計画書①<経営計画>「4.経営方針・目標と今後のプラン」について見ていきます。

1.「4.経営方針・目標と今後のプラン」の書き方

(1)見出しをつける

 同店が事前に記載されてきた内容を拝見すると、経営方針、目標、今後のプランと捉えられる内容が記載されていましたが、それぞれに見出しをつけることにより、読み手はより理解しやすくなります。

 新聞は見出しがなければ、あまりに読みにくい媒体となってしまいます。見出しがあるから、どこに何が書いているのかページの全体像が把握でき、読みやすくなります。同様のことが小規模事業者持続化補助金申請時の計画書にも言えます。

 よって、当欄に【経営方針】【目標】【今後のプラン】と見出しを設けていただきました。もちろん、それぞれの見出しの下には、それに沿った内容を記載する必要があることは言うまでもありません。

(2)具体的な行動を書く

 【今後のプラン】に関しては、店舗の移転を計画していることが記載されていました。よって、店舗移転のために何を実施する予定なのかをプランニングすることとなります。そのための具体的な行動としては、移転候補地のリストアップ、条件の確認、契約、移転の告知、移転、新店舗にて営業再開などが挙げられます。よって、これらを列挙することとなります。

 経営資源は人・物・金・情報から成り立っていますが、店舗は物的資源です。それ以外の経営資源も充実させていく必要がありますので、そのための具体的な行動を列挙していただきました。

(3)いつ行動を起こすのかを書く

 【今後のプラン】のミスで多いのは、時間軸を意識していないケースです。プランはいつ何をするのかが明確なっていてこそプランです。何をしたいのかが列挙されていても、いつ行うのかが分からなければ単なる願望の列挙に過ぎません。もちろん、実現性も疑われるでしょう。

 よって、縦軸に具体的な行動を、横軸に3年程度の時間軸をとって、いつ実施するのかが分かるような一覧表を作成していただきました。時間軸は1年を4分割した4半期で示しても良いでしょう。

 このようにして、「4.経営方針・目標と今後のプラン」をブラッシュアップしていただきました。次回のコラムではこれに続く、<補助事業計画>「2.販路開拓等(生産性向上)の取組内容」を見ていきます。

2.小規模事業者持続化補助金の申請書類作成をサポートします

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