雨の日の過ごし方

コラム

切実な雨の日対策

 今朝の関東圏内は雨降りです。このような日にロードサイド店舗のほとんどは客数が大幅に落ちるはずです。

 女性が接客をしてくれるスナック・クラブに分類されるある飲食店での話です。その日は雨降りであったため、店内は閑散としていました。そんな中、来店された少ない顧客に入れ替わり立ち替わり女性スタッフが接客し、その都度有料のドリンクをおねだりし、それに応えているうちに通常よりも大幅に高い会計になったという顧客の愚痴を聞いたことがありました。

 雨の日は客数が落ちるので、このようにして客単価を上げようという店舗側の考えは理解できないことはありません。ですが、その顧客の満足度はどうだったのでしょうか。

 また、雨の日は、アルバイトさんやパートさんといった有期雇用のスタッフを定時前に帰してしまう店舗もあります。彼ら彼女らは、月間シフトに基づき、収入を予測していたにもかかわらず、それを削ってしまうのです。雨の日は売上が見込めないので、このようにして人件費を削ろうという店舗側の考えは理解できないことはありません。ですが、この場合の従業員満足度はどうなるのでしょうか。

雨の日の顧客満足度、従業員満足度を上げる

 顧客満足度に関しては、雨の日に来店すると晴れの日よりも得する仕組みが必要と考えます。極端な例ですが雨の日は全品半額にしたら客数は増えるでしょう。また、魅力的な景品を配布するなど「よし、今日は雨だ。あそこのお店に行こう」と思わせるような仕掛けをしないといけません。

 なお、その前提として「雨の日」を定義づけする必要があります。「週間天気予報で傘マークがついた日」などと定義しておくと、店舗は販促の準備ができ、顧客も来店の予定をつけやすくなります。

 また、従業員満足は、「標準化」「能力開発」「モチベーション」がキーワードになります。雨の日でなければできない清掃項目を盛り込んだ雨の日用のクレンリネスメニューを準備し、雨の日の清掃を「標準化」したり、客数が少ないからこそできる「能力開発」「モチベーション」向上のためのミーティングやトレーニング・コーチングをしたりすることが有用と考えます。

 天候に応じた取組みを予め準備しておくことにより、雨の日を有効に活用したいものです。

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