令和元年度補正予算 小規模事業者持続化補助金について6

小規模事業者持続化補助金

 今回のコラムは、小規模事業者持続化補助金に採択されるために「様式2」の<経営計画>「1.企業概要」について、その書き方について見ていきます。下図は当補助金で申請する際に提出する各様式の項目一覧です。赤丸で囲まれた部分が今回のコラムで解説する部分です。

基本的な考え方

 「企業概要」は、この計画書の読み手に対する自己紹介です。基本的に何を書いても良いのですが、行政が以下に示している記入例は参考にしたいところです。
 【記入例:商工会ver】
 http://www.shokokai.or.jp/jizokuka_r1h/doc/様式2-1_経営計画書兼補助事業計画書①(単独)_記入例.pdf
 【記入例:商工会議所ver】
 https://r1.jizokukahojokin.info/files/5615/8405/7608/r1y2-1.pdf

 重要なことは、応募者は審査員に対して【この書類でしか】説明ができないと言うことです。この「企業概要」は審査の項目には入っていませんが、審査の項目の前段階として、自社を理解していただく役割があることから、丁寧に自己紹介をする必要があります。

 具体的な記載内容としては、【沿革】【現状】【立地】などの項目を作り、記入していくと良いでしょう。

沿革

 まず、主たる事業は何なのかを述べた上で、いつ創業したのか、創業から現在までのトピック(売上高○○円突破、従業員が○名になった、後継者入社、新商品○○の取扱い開始など)を時系列で示すと良いでしょう。また、経営者やスタッフ、事務所や店舗の写真があるとリアリティが増します。

 あわせて経営者の経歴を盛り込むことも一考です。あるラーメン店の店主は、学習塾勤務からラーメン店の経営者へ転身したことを活かして、「学習塾出身の店長が提供する合格ラーメン」という競合が真似できないメニューを考え出したことを記載していましたが、非常に良い視点だと感じています。

 ただし、このような「強み」は、後ほど詳しく書くこととなりますので、ここでは簡単に触れる程度で収めましょう。

現状

 冒頭でご紹介した記入例を見ると「売上総額の大きい商品」「利益総額の大きい商品」1位から5位まで記載しています。さらに「売上が多い商品・サービス、利益を上げている商品・サービスをそれぞれ具体的にお書きください」とわざわざ書いていることから、この表に関して記載は必須なのではないでしょうか。

 また、併せて商品の写真を掲載するほか、営業時間、定休日、スタッフ数なども記載しましょう。

立地

 立地については、弊社のように埼玉県川越市に立地しているとしたら、埼玉県が全国のどこにあるのか分かる地図、川越市が埼玉県のどこあるのか分かる地図を入れた上で、自社が川越市のどこにあるのか分かる地図を入れると理解しやすくなります。その上で、立地上の特徴を述べると良いでしょう。

 特にロードサイド店舗は、立地の特徴をおさえた上で戦略を構築する必要がありますので、この機会に前面道路の交通量調査などをしても良いでしょう。

 今回のコラムでは、様式2の<経営計画>について「1.企業概要」に記載する内容について見てきました。次回は同じ<経営計画>の中の「2.顧客ニーズと市場の動向」について述べていきます。

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