小規模事業者持続化補助金一般型に採択された卸売業の事例②

小規模事業者持続化補助金

 同社は企業向けに制服を提供する卸売業です。新型コロナウイルス感染症の影響で企業がテレワークを推し進めたことから、出社して制服で仕事をする必要がなくなった方が増え、販売が落ち込んでしまいました。

 そこで、小規模事業者持続化補助金を活用してネット通販を強化したところ、業績の回復が見られました。そこで、さらなる業績の回復を狙うべく、今回は同補助金で紙製のカタログを作成し、配布することにしました。

 そこで経営者は、前回に引き続き弊社に計画書作成の支援をご依頼され、結果として同社は今回も採択されたわけですが、同社が採択される計画書をどのように作成したのかをご紹介していきます。

 下図は、小規模事業者持続化補助金<一般型>に応募する際の作成資料ですが、今回のコラムでは、その赤枠部分、様式2-1 経営計画書兼補助事業計画書① <経営計画>「1.企業概要」について見ていきます。なお、当コラムの内容は2021年9月13日時点の情報に基づいています。

1.「企業概要」の書き方

(1)構成を決める

 思いつくままに書きたいことを書くのでは、まとまりがなくなってしまいますので、まずは当欄全体の構成を決めました。どのように構成を決めるかということは「見出し」をどのように設けるかということと解釈できますが、同社は以下の見出しを設定しました。

 【基本情報】【立地】【経営者の経歴・当社の沿革】【売上・利益総額の大きい商品】

 当欄がある理由は、文字通りその会社の概要を知りたいということですから、どのように分かりやすい自己紹介をするかということがポイントになります。

 そのためには、自社の営業内容などを訴求する【基本情報】、流通業として重要な役割を果たす【立地】、自社の生い立ちを示す【経営者の経歴・当社の沿革】、日本商工会議所や全国商工会連合会が公表している記入例に基づく【売上・利益総額の大きい商品】を記載するべき、という判断でこの4つの見出しを設けました。

(2)表を活用する

 前述した4つの見出しのうち【基本情報】に関しては、概ね以下の内容の表としました。

 次に【売上・利益総額の大きい商品】に関しては、以下の表に商品名と直近期1年間の売上高・利益額を記載しました。

(3)ビジュアルに訴求する

 文章でつらつらと説明するよりもビジュアルに訴求した方が理解は深まりやすくなることを踏まえ、【立地】では地図を盛り込むとともに、計画書のリアリティを高めるべく【経営者の経歴・当社の沿革】では経営者の写真を盛り込みました。

 なお【立地】は同社が所在する自治体の場所が分かる都道府県の地図と、同社の所在する場所が分かる自治体の地図を盛り込みました。

 ここまで「1.企業概要」を記載する際のポイントとして(1)構成を決める、(2)表を活用する、(3)ビジュアルに訴求する、を述べてきました。次回のコラムではこれに続く「2.顧客ニーズと市場の動向」を見ていきます。

2.小規模事業者持続化補助金の計画書作成をサポートします

 弊社の1,000件を超える支援実績を通じて蓄積してきたノウハウを活用して、計画書作成のサポートを行い、採択の可能性を高めます。詳しくはこちらから↓↓↓

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4.電子書籍のご案内(2021年3月22日発行)

小規模事業者持続化補助金に応募したくなる本
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