PDCAサイクルに基づいて検証する

 前回のコラムでは、計画の実行について述べました。これは、計画を立て(Plan)、実行し(Do)、その結果を検証し(Check)、改善策を次の計画に活かす(Action)というPDCAサイクルの「実行(Do)」にフォーカスしています。

 計画を実行したら、その結果を検証します。この検証は、目標数値が達成できたか否かの確認のみ、というケースが非常に多い印象があります。「確認」ではなく「検証」をしなければならないわけですが、具体的に何をどのように「検証」すれば良いのかが分からないため、「確認」に留まっている印象があります。

具体的な検証の仕方

 計画には、やるべきこと(実施事項)と目標値が盛り込まれているはずです。これらが達成できたか、未達成だったかをまず確認します。

 実施事項を達成、つまり、やるべきことをやって、目標値も達成したパターンが図表内のAに該当します。

 実施事項が未達、つまり、やるべきことはできなかったのですが、目標値は達成してしまったパターンが図表内のBに該当します。

 実施事項を達成、つまり、やるべきことをやったのですが、目標値は達成できなかったパターンが図表内のCに該当します。

 実施事項が未達、つまり、やるべきことはできず、目標値も達成できなかったパターンが図表内のDに該当します。

各パターンへの対応

 Aだった場合は、次期の計画を作成するにあたり、現状の計画を引き続き継続する、という形で良いでしょう。

 Bだった場合は、計画に盛り込んだ実施事項を行わなくても目標値に届いているわけですから、成果に関連した実施事項を設定できていたのかを検討する必要があります。

 Cだった場合は、計画に盛り込んだ実施事項を行ったにも関わらず、目標値に届かなかったわけですから、実施事項の質はどうだったのか、また、量はどうだったのかを検討する必要があります。

 Dだった場合には、実施事項は行うことができず、目標値にも届かなかったので、計画自体を全面的に見直す必要があります。

なぜ検証するのか

 過去に、「反省だけなら猿でもできる」というキャッチコピーのコマーシャルがありました。結果は結果であって、悔やんでも変わるものではありません。結果を検証し、それを将来に活かすという考え方、つまり「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」というスタンスが重要です。

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