儲かる人気の理容店は儲からずに廃業する理容店と何が違うのか

経営の姿勢

新たな発想を得るために

 私は、月1回ペースで散髪をしますが、散髪してもらう店を毎月変えるようにしています。その理由は、毎月新たな店舗で散髪というサービスを受けることにより、新たな販促策やサービスの参考になる可能性があるからです。

 よって、入店前に店構えなどを見て、参考にならないだろうな、と判断した店舗には入店しないようにしています。では、何をもってその判断をするか、という点は以下のコラムを参考にしていただくとして、私は毎月、新たな販促策やサービスの参考になりそうな店舗を探す必要があるわけです。
 【参考コラム】入店すべきか迷いながら顧客が見ている小売店の3つのポイント

 大体は、日々出歩く中でそのような店舗を見つけますが、その月によっては、見つからないこともあります。それでも身だしなみを整える必要はありますから、散髪はしなければなりません。新しく行きたい店が見つからない、そのような場合に行くと決めている理容店があります。

 この店舗も、私の理容店・美容院巡りでたまたま知った店舗ですが、足を向けたくなる理由があるのです。

つい再来店したくなる理由

 この理容店は、新規に開店してそれほど年数は経っておらず、店名や店構えが洒落ていたので今年、初めて入店してみました。店舗スタッフと何気ない会話をしながら散髪をしてもらっていると、オーナーと思しき方が現れ「あの、どこかでお会いしていませんか」と私に問いました。
 
 どうだろう…と思い、記憶をたどっている私に対して、その方は「確か、ガソリンスタンドで働いていた方だと思うのですが」と言うのです。ですから間違いなくこのオーナーと思しき方と私は過去にお会いしています。

 話をしているうちに、私が22年前の独身時代に通っていた理容店を経営する父親の仕事を手伝っていた息子さんだということがわかりました。父親の亡き後、彼の兄がその店舗を継いだので、店舗オーナーになりたかった彼は、新たに店舗を開店させることにした、ということでした。

 顧客は、店舗側が自分のことを覚えていてくれると嬉しいものです。それは自分に興味を持ってくれている証拠に他ならないからです。そのようなオーナーの店舗ですから、相場よりも価格設定が若干高くとも顧客はひっきりなしに訪れます。

 名著と言われるデール・カーネギーの「人を動かす」には「人に好かれる6原則」が示されています。その1つに「誠実な関心を寄せる」というものがあります。理容店に限りませんが、小売・サービス業を営む店舗は、顧客に興味を持ち、誠実な関心を寄せることが店舗の付加価値を上げると言っても良いでしょう。

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