経営者が将来の経営に不安を感じたら不安に名前をつける

経営の姿勢

不安を感じる経営者

 先日、オートバイの陸送を行っている企業の経営者が、「起床して、メールを確認するのですが、バイクの陸送注文のメールが入っていないと、不安になります」と言いました。

 また、ある鮮魚店の店主は、店舗を大幅に改装し、リニューアルオープンに向けて取り組んでいますが、「投資額がそれなりの額なので、失敗は許されないという不安があります」と言いました。

 さらに、先日私が登壇した経営分析セミナーに出席された飲食店を営む経営者は、「創業して半年、自分の仕事の仕方がこれでいいのか、不安を感じています」と言いました。

 このように多くの事業者が不安を感じながら、事業展開をしています。かくいう私自身も今後の事業展開に不安がないと言ったら嘘になると思います。

経営者は不安と戦わなければいけないのか

 経営者が戦うべき相手は、競合他社であるはずです。顧客と戦ったり、仕入先と戦ったり、従業員と戦う必要が無いことは自明の理です。勝つべき相手は競合他社であるべきです。

 しかし、多くの経営者はご自身が抱える不安と戦おうとします。不安と戦うということは、不安に勝利し、不安にさいなまれないようにする、ということでしょう。

 不安の対義語は安心です。「不安なく安心して経営することができる」と言えば聞こえは良いですが、事業拡大へのハングリーさが希薄になっている印象も受けます。

不安は解消するべきものなのか

 実は、私は自分が抱える不安に「ファン太君」と名前をつけています。売上が低い時は、「ファン太君」は活発になりがちです。反面、売上が好調の場合は、「ファン太君」はおとなしくなります。

 不安は、どういう状態になってもついて回るものだと思います。よって、排除するのではなく、しっかりお付き合いすることが必要でしょう。怖いのは、不安にさいなまれて、のびのびとした事業展開ができなくなることです。そのためにも不安をしっかりお付き合いし、仲良くなることをお勧めします。

 さて、あなたは不安に名前をつけるとしたらどんな名前をつけますか?

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