目標を達成できる店長に育成し、成長させる経営者に必要なこと

経営の姿勢

コラム更新の連続記録

 「悔しいですね」と彼女は言いました。この彼女とは、当社のアドバイザーを担っていただいている方です。

 私がこの「マイベストプロ埼玉」というサイトにコラムを初めて書いたのは、今年の2月21日でした。そして、3月3日から毎日コラムを更新し続けてきました。もっとも、それまで書いた複数のコラムを1つのコラムにまとめた日や、このサイト運営事業者によるサイトリニューアル作業でログインできず、更新できなかった日もありますので、更新の日付は連続していません。しかし、そのような特殊な事情を除けば、毎日更新してきました。

 その更新が、ある事情により先日途切れました。冒頭の彼女の台詞はそれをお伝えしたときに、心底悔しそうに発せられたものでした。

他人事になっていないか

 複数のガソリンスタンドを運営する、ある企業では、月1回ペースで店長会議を開催し、各店長に前月の反省と今月の取組みについて発表をさせていました。
 そして、前月目標が未達だった店長の発表が終わると、経営陣から厳しい質問が飛び、最終的にしどろもどろになる店長がほとんどという状況でした。

 このような会議が毎月繰り返されると、前月目標が未達の店長は、目標未達の言い訳を準備するようになります。そして、今月の取組みは当たり障りのない内容で発表するようになります。
 これでは、発表のための発表であって、業績の向上に繋がる確率は決して高くはありません。店長にとっては、いかに業績を上げるか、ということよりも、いかに無難に店長会議を乗り切るか、が重要な課題となり、店舗の業績向上は他人事となっていきがちです。

経営者の本気度が試される

 他人事になっている、ということは他人事にさせている、ということでもあります。

 仮に、目標未達の店長に「くっやしいですね、本っっ当に悔しいですね。絶対に今月はその悔しさを晴らしましょう!」と言いながら、店長と一緒に、そして店長以上に本気で悔しがる経営者がいたら店長はどう思うでしょうか。
 店舗の業績は他人事にはなりにくいはずです。なぜなら、そこには経営者の本気度に基づく共感が呼び起こされるからです。

 店長をコントロールするツールとしてそのような言葉を発し、パフォーマンスとして悔しがっても何の意味もありません。目標を達成できる店長に育成し、成長させる経営者に必要なことは、本気であること、そして、共感を呼び起こすことと言えるでしょう。 

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