持続化補助金<一般型>に採択された計画書を公開!その書き方とは? ⑦

小規模事業者持続化補助金

 弊社が小規模事業者持続化補助金<一般型>を活用してホームページの全面リニューアルを検討し始めたのは2019年のことでしたが、業務に追われてなかなか手をつけることができないでいました。

 そんな中、2020年に新型コロナウイルス感染症が拡大したため、いわゆる「3密」を避けるためにセミナーや講演といった仕事が軒並み中止・延期となり、時間がとりやすくなりました。

 そこで、2020年10月2日(第3回受付)締切りの当補助金を活用するべく、計画書を作成し、申請したところ、無事採択され、ホームページのリニューアルに要する資金の一部を調達することができました。

 この結果を受け、弊社がどのように計画書を作成したのかを自慢にならないように気をつけながらご紹介します。当サイトでは、当補助金に申請された100を超える事業者様の事例をご紹介してきましたが、弊社のことを弊社がご紹介するわけですから、計画書自体も可能な範囲で公開するなど、かなり赤裸々な内容を記載できることになります。

 下図は当補助金に申請する際に、原則として作成しなければならない書類の一覧ですが、前回のコラムでは、赤枠部分「様式2-1 経営計画書兼補助事業計画書①」<経営計画>「4.経営方針・目標と今後のプラン」の切り分けの仕方と「経営方針」の書き方について見てきました。

一般型

 今回のコラムでは前回に引き続き「目標」「今後のプラン」の書き方を【経営方針・目標と今後のプラン編その2】として見ていきます。なお、当コラムの内容は2022年1月19日時点の情報に基づいています。

1. 持続化補助金<一般型>に採択された計画書を公開!その書き方とは?【経営方針・目標と今後のプラン編その2】

持続化補助金<一般型>に採択された計画書を公開!その書き方とは?【経営方針・目標と今後のプラン編その2】(1)定量的目標を記載する

 持続化補助金<一般型>に採択された計画書を公開!その書き方とは? ⑤で、物事には質的側面量的側面があることを述べましたが、質的側面を「定性的」とも表現します。定性的な目標としては、顧客満足・知名度・影響力などが挙げられます。

 これに対して、量的側面を「定量的」とも表現します。定量的な目標としては、売上高、利益、従業員数などがあり、この「定性的目標」と「定量的目標」の違いのひとつに、達成度の測定が容易か否かが挙げられます。

 つまり、例えば「1年後に顧客満足度を向上させる」という目標を掲げたとしても、1年後にどの程度、顧客満足度を向上させたのかは測定が簡単ではありません。そもそも、どれだけ顧客満足度が向上したのかが分からないからです。

 これに対して、例えば「1年後の売上高を5千万円にする」という目標は、1年後の売上高さえ分かれば達成度の測定が容易です。このことは、達成度に応じた次の打ち手を立案しやすいことを意味します。弊社は定性的目標を否定しているわけではありませんが、そのような理由から、下図のように定量的目標のみを記載しました。

持続化補助金<一般型>に採択された計画書を公開!その書き方とは?【経営方針・目標と今後のプラン編その2】(2)今後のプランは横軸に時間軸をとる

 今後のプランを記載する場合、文章で記載してしまうと内容が冗長になりがちですので、表形式で記載することにしました。プランとは計画であり、いつ何をするのかが明確になっている必要があります。

 旅行プランを立てる際には、何時に出発し、何時に到着して、何をするかを検討するはずです。よってプランには時間軸を盛り込む必要があります。そこで、下図のように表の横軸に時間軸をとりました。

 このように3年という時間軸をとったわけですが、各年を3か月単位で区切り四半期ごとに何をするのかが分かるようにしました。

持続化補助金<一般型>に採択された計画書を公開!その書き方とは?【経営方針・目標と今後のプラン編その2】(3)今後のプランは縦軸に実施事項を記載する

 上述のように、今後のプランの横軸には「いつ」が分かるように時間軸をとったわけですが、「何をするのか」が分かるように縦軸には実施事項を記載しました。この際に、3年間でやりたいことをランダムに書いていては、まとまりがなくなってしまいます。

 そこで、活用した切り口は「人」「物」「金」「情報」という経営資源の構成要素です。3年間でこれら経営資源をどのように拡充するアクションを起こすのかを検討した結果、「人的資源」「情報的資源」の拡充に絞って具体的なアクションを実施事項として記載しました。

 また、補助事業がホームページのリニューアルですので、ITコンサルという専門家のフォローが必要と考え、それに加えて弊社に関わりの深い専門家である税理士との面談も実施事項として盛り込みました。

 今回は「経営方針・目標と今後のプラン」のうち、「目標」と「今後のプラン」の書き方をご紹介してきましたが、その内容を実際に申請した計画書とともにまとめると以下になります。

 今回のコラムでは上記3点をお伝えしましたが、次回のコラムは今回に引き続き「様式2-1 経営計画書兼補助事業計画書①」<補助事業計画>Ⅰ.補助事業の内容「2.販路開拓等(生産性向上)の取組内容」の書き方について見ていきます。なお、弊社の計画書を紹介しているこれまでのコラムは以下となります。

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