ロードサイド店舗における効果的な人材の募集広告の作り方とは

人材確保

人材不足に悩む店舗の共通点

 ロードサイド店舗は、営業時間が長いケースがほとんどですので、多くの人材が交代勤務で店舗を支えていると思います。ですが、多くの店舗が人材不足に悩まされている印象があります。

 そのような店舗の店長や経営者から話を伺っていくと、共通点があります。それは「募集をかけても人が来ない」という発言があること、そして、インターネットを活用した募集を行っていないこと、です。

募集広告の内容

 かつての応募者は、新聞折込みの求人広告や店頭の看板を見て、働きたいと応募してきたものでした。しかし、今はインターネットで情報収集できますから、仮にチラシや看板で求人広告を見たとしても、応募する前に一旦はネットでその店舗の情報を得ようとします。一般にネットの方が、チラシや看板よりも情報量が多く、その店のことがよく分かるからです。

 そのような時代にホームページがないのは論外ですが、ホームページに求人コーナーを設けて、以下の5W3Hを訴求する必要があります。

 Why(なぜ募集しているのか、当店はどのようなビジョンを達成したくて募集しているのか)
 When(何時から何時まで働けるのか)
 Where(働く場所はどこか、系列他店での勤務など店外勤務はあるのか)
 Who(誰と働くのか、スタッフや店長・経営者はどのような人なのか)
 What(何の仕事をするのか)
 How(どのように教育訓練がなされるのか)
 How many(どのくらいの期間、どのくらいの業務量なのか)
 How much(いくらの給与なのか)

Whyの重要性

 様々な企業の求人広告を拝見してきましたが、上記5W3Hのうち、Whyの記載がある求人広告は、ほとんど見かけません。それが、応募者獲得で一歩抜きん出ることの出来ない理由だと考えています。

 「なぜ募集するのかというと、人がいないから募集するのです。」という短絡的な話で片付けていては、人材不足は克服できないでしょう。
 「当社のこのビジョンを達成するには、現在の人員では質も量も足りないのです。だから、このビジョンを達成するために、私たちと一緒に走ってくれる方が必要なのです。だから募集するのです。」といった考え方を求人広告で訴求していく必要があるでしょう。

 先日お会いした、人材不足に悩む経営者にこの話をしたところ、やはり求人広告にWhyの記載はしていなかったとのことでしたので、その会社の3年後のビジョンを伺ってみました。つまり、3年後にどうなっていたいか、ということです。
 その経営者の答えは「少しゆっくりしたい」というものでした。では、「既存社員が少しゆっくりしたいという当社のビジョンを達成するために、当社で働きませんか」という求人広告が成り立つのか、という話です。

 ビジョンは、それを掲げることで多くの人が、そこに向かいたい、達成のために役に立ちたい、と思わせるものでなければ真のビジョンとは言えないでしょう。そして、達成したいビジョンを明確に持っている企業・店舗に人は魅力を感じます。それが応募者を引き寄せることに繋がるのではないでしょうか。

 ロードサイド店舗における効果的な人材の募集広告の作り方とは、当店のビジョンを掲げ、それを達成するために、新たな人材の力が必要であることを訴求する点であると言えるでしょう。

人材確保に関する参考コラム

 ■ロードサイド店舗が応募者に不採用の面接結果を連絡するべき理由
 ■生き残りを賭けたガソリンスタンドの人手不足への対応方法とは
 ■人材不足の中で生き残るガソリンスタンドが行う人材獲得の方法

メルマガ会員様募集中

 メルマガ会員様には、リアル店舗の現場経験20年以上、コンサルティング歴10年以上【通算30年以上のノウハウ】を凝縮した【未公開のコラム】や、当サイトに掲載したコラムの【解説動画URL】を優先的に配信しています。
登録はこちらから
↓↓↓

ロードサイド経営研究所メールマガジン登録フォーム(無料)

電子書籍のご案内

 1年で70人のアルバイトに辞められたガソリンスタンド店長が人材に全く困らなくなった理由:育成編~人材が育つ職場と人材に見放される職場の境界線~
2020年3月15日発行 定価1,055円

タイトルとURLをコピーしました