油外で儲かるガソリンスタンドが行う顧客のストレス軽減策とは

給油口の位置

 車の給油口の位置は、ごく一部の車両はトランクの下やボンネットの中にありますが、一般的には、運転席側後方か、助手席側後方にあります。

 ガソリンスタンドには、ノンスペ型と呼ばれる、天井からガソリンの給油ノズルが吊り下がったタイプと、固定式と呼ばれる、地面に計量機が設置されているタイプがありますが、固定式の場合、給油口の位置によって、給油のために車両の停車する場所が変わってきます。

 そこで、特にフルサービスのガソリンスタンドでは、店舗スタッフが入店された車両の給油口の位置に応じた誘導をすることとなります。よって、スタッフがその車種の給油口はどちら側にあるのか覚えておくか、素早く確認した上で誘導する必要があります。

 さらに、運転する顧客が給油口の位置を認識していると、顧客とスタッフの認識が共通しているため、スムーズな誘導となります。

顧客のストレス

 フルサービスのガソリンスタンドでは、混雑時などは1台1台丁寧に誘導できない場合があります。セルフサービスであれば、誘導という作業自体が存在しないケースも多いでしょう。

 この場合、車両を運転する顧客の判断で、給油場所に車両を停めることになりますが、中には、ぼんやりして給油口の位置と反対の場所に停車してしまう場合があります。また、乗り慣れていない代車やレンタカーを運転し、乗り慣れている自分の車のつもりで停車したものの、給油口の位置が逆というケースもあります。

 この場合、一旦、前進もしくは後退して再度、正しい給油場所に車両を停め直す必要があります。顧客の判断ミスとは言え、移動の手間や気恥ずかしさなど、顧客へストレスがかかるのは目に見えています。また、混雑時にその車両の前後に他の車両が停車している場合は、他の車両にも移動をお願いすることとなり、他の顧客へのストレスにも繋がります。

運転中に給油口の位置を確認する方法

 車には、ガソリンの残量を示すメーターが付いています。このメーターにある計量機マークの横には以下のように三角形のマークが付いています。
 この三角形のマークが左側についていると、助手席側に給油口があることを示し、右側についていると、運転席側に給油口があることを示しています(写真の赤枠部分)。

 給油中の全ての顧客にこのことをお伝えするチラシを配布することは、オイルやタイヤのチラシを配布するよりも、遙かに気が利いています。
 そして、車両のことに詳しいガソリンスタンド、顧客に目が向いているガソリンスタンドというイメージを植え付けることが可能となります。顧客にそのような認識を持たせた上で、油外商品を勧めることは、販売に結び付く可能性が高まるはずです。

 以上より、油外の販売で儲かるガソリンスタンドが行う顧客のストレス軽減策の1つとしてあげられることは、給油口がどちら側についているのか見極め方を告知することと言えるでしょう。

チラシに関する参考コラム

 ■フルサービスのガソリンスタンドが油外収益で儲かる仕組みとは
 ■タイヤ交換の事故をガソリンスタンドが販売に活かすためには
 ■セルフのガソリンスタンドが生き残りを賭けて提供すべき情報とは

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