持続化補助金で集客力向上に挑んだエステサロンの事例①

小規模事業者持続化補助金

 同店は、エステサロンとして創業後、有料の宣伝広告にはさほど力を入れずとも何とか事業が継続でき17年が経過していました。しかし、最近平日の来店客数が非常に少なくなってきたことに危機感を抱いておりました。

 そこで、スマートフォンに対応したホームページの立上げとweb広告を実施することとし、その費用の一部を小規模事業者持続化補助金で調達することとしました。

 この際に、弊社は同店が予め作成した計画書をブラッシュアップする形でご支援しましたが、採択の可能性を高めるためにどのような観点からこれを行ったのかをご紹介します。

 今回のコラムでは、下図の提出書類一覧表の赤枠部分、「様式2-1経営計画書兼補助事業計画書①」<経営計画>「1.企業概要」を見ていきます。

1.「企業概要」記載の仕方

 同店が事前に記載されてきた「企業概要」は概ね以下の内容となっていました。

  • ○○年創業、◎◎県●●市の女性専用、地域密着型エステサロン。
  • メニュー内容はブライダルエステ・フェイシャルエステ・アロマオイルを使用したボディトリートメントなどで脱毛や痩身メニューは取り扱っていない。
  • 営業時間は、平日△時~▲時、土日祝▽時~▼時、月曜定休
  • 経営者含めて女性□名で営業
  • 売上が多いメニュー:1位ブライダルエステ■万円、2位フェイシャルエステ◇万円、3位化粧品◆万円

 この内容をブラッシュアップしていきます。

(1) 過去からこれまでのことを記載する

 今回見ていく「企業概要」は自店の自己紹介の場です。ここで自店の概要を理解していただくと、これ以降の内容の理解が深まりやすくなります。よって、メニューや営業時間、人員構成といった現状を記載するだけでなく、現在に至る沿革も記載していただきました。

 具体的には、経営者の経歴の他に、「売上高◎円突破」「新メニュー導入」「スタッフ増員」など開店後これまでのトピック的なことを述べた上で、現状を記載していただきましたが、この現状の説明に次に示すものを盛り込むとより効果が高まります。

(2) ビジュアルに訴求する

 図や写真はビジュアルに訴求できますので、読み手が直感的に理解できるメリットがあります。

 店舗ビジネスは立地産業と呼ばれるほど、立地が重要ですので、どこに立地しているのかを説明する必要がありますが、そのために地図を掲載していただきました。同店が立地する●●市が◎◎県の中のどの辺りにあるのか分かる地図、同店が立地する場所が●●市の中のどの辺りにあるのか分かる地図を盛り込んでいただきました。

 また、経営者やスタッフ、店舗の写真も併せて盛り込んでいただき、リアリティを訴求していただきました。その上で外せないのが次に示す表です。

(3) 事業規模を訴求する

 より具体的に自店を理解していただくには、何がどれくらい売れているかという売上構成、何でどれくらい儲けているかという利益構成を示すことです。同店は売上上位3つのメニューを示していますが、上位5つのメニューを利益総額の大きいメニューとともに盛り込んでいただきました。

 これは、日本商工会議所、全国商工会連合会が公開しているいくつかの記入例にも記載があることから、是非盛り込んでいただきたい内容です。なお、エステサロンのメニューに疎い読み手にも伝わるようにブライダルエステとは具体的にどのようなものなのかなど、各メニューの簡単な説明も盛り込んでいただきました。

 このようにして、同店が書かれてきた「1.企業概要」をブラッシュアップしていきましたが、次回のコラムでは「2.顧客ニーズと市場の動向」を見ていきます。

2.小規模事業者持続化補助金の申請書類作成をサポートします

 弊社の1,000件を超える支援実績を通じて蓄積してきたノウハウを活用して、採択の可能性を高める計画書作成のお手伝いをいたします。詳しくはこちらから↓↓↓

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