やる気が出ない。そんな自分のモチベーションが高まる2つの方法

モチベーション

あなたの前提はどうなっていますか

 「私、モチベーション高いので。」
 この言葉を発した私は、ふとテレビ朝日系列のドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子〜」を思い出しました。

 先日、ある企業様の社員研修に登壇しました。その研修テーマは、モチベーションに関するものだったのですが、この研修中にいただいたご質問のひとつに「三上先生は、自分のモチベーションを高めたい時には何をやっていますか」というものがありました。
 冒頭の発言は、そのご質問に対する答えです。

 実のところ、モチベーションは数値化できませんから、何をもってそれが高いか低いか、厳密な判断は困難であるはずです。であるならば、どういう状態でもモチベーションが高いということにしてしまえば、高める必要がなくなります。
 女優の米倉涼子さんが演じる外科医・大門未知子は「私、失敗しないので。」という前提を持っています。その前提があるから失敗しないのです(あくまでもドラマ内での話ですが)。

 自分はモチベーションが高いという前提があると、自然とモチベーションの高い振る舞いが身に着きます。人は、自身の自覚が行動に影響を及ぼし、その行動が気持ちに影響を及ぼします。

 このことは、体の形、つまり表情や姿勢を変えれば、心のありようが変わることも意味しています。よって、私はモチベーションをテーマにした研修において、表情や姿勢について以下のようなワークを行うようにしています。

表情は気持ちに影響を与える

 私が行うモチベーション研修のワークは、受講者の方々に以下の手順で表情を作っていただきます。

 ①右側の口角を上げます。
 ②そのままの状態で左側の口角を上げます。
 ③歯を見せます。

 これで笑顔の形ができます。その上で「悲しい気持ちになってください」と受講者の方々に言いますが、なかなか悲しくなることができません。
 これは、楽しかったり嬉しかったりする際の表情という形が出来ているからです。気持ちは表情に影響を与えますが、表情も気持ちに影響を与えます。

 これは、次に取り上げる姿勢にも言えることです。

モチベーションの低い人の姿勢

 年間に100回ほどの登壇を何年か継続していると、他の方と比べてモチベーションの低い受講生に出会う時がありますが、このような方に共通しているのは、「座り方が浅い」「姿勢が斜め」という点です。

 そこで、その姿勢の反対、つまり「座り方を深くする」「姿勢をまっすぐにする」ことで、モチベーションが高い姿勢という形を作ることが可能となります。

 椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばし、頭頂に本を乗せても落ちないようにまっすぐな姿勢をとります。これに前述の笑顔が加われば、外見上は、モチベーションの高い受講生になります。
 そして、姿勢は気持ちに影響を与えるため、これにより、モチベーションは高まりやすくなるでしょう。

 以上、自分のモチベーションを高める2つの方法を見てきました。その方法の1つめは、自分はモチベーションが高いという前提のもとで行動する、2つめは、モチベーションの高い人の表情・姿勢を意識する、という点です。
 「病は気から」と言われ、気持ちは健康にも影響を与えます。モチベーションの高い1日を過ごし、大門未知子先生のような医者にかからないようにしたいものです(もっとも彼女は外科医ですが)。

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