飲食店が真夏のランチタイムの集客力を向上させる4つのステップ

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 暑い日が続きますが、こうも暑いと集客にも影響のある飲食店も当然出てくるでしょう。ある飲食店の経営者の「この暑い中、近隣で働くビジネスマンが当店でランチを摂りたいと思わせ、集客するにはどうすれば良いでしょうか。」という悩みに触れる機会ありました。

 このような問題を抱える場合に、以下に示す4つのステップで現状を整理し、訴求内容の検討をお勧めしています。

集客力を向上させるステップ1:当店を利用するメリデメを検討する

 まずは、この暑い中、近隣のビジネスマンが当店でランチを摂るメリットとデメリットを検討します。

 この場合、何と比べてメリットやデメリットがあるのかを洗い出しますので、その比較対象を設定することが必要です。例えば、通勤途中や職場近くのテイクアウト店やコンビニの弁当、そして、家族の手作り弁当が挙げられるでしょう。

 その上で、ランダムに思いつくまま、以下のように列挙していきます。

 (1)当店でランチを摂るメリット
 ①弁当よりも美味しい
 ②感じの良い接客が受けられる
 ③仕事と休憩のメリハリがつく

 (2)当店でランチを摂るデメリット
 ①オフィスから出掛けなければならない
 ②ランチ中に仕事ができない
 ③支出金額が弁当よりも大きい

集客力を向上させるステップ2:当店を利用しないメリデメを検討する

 当店でランチを摂るメリットとデメリットを挙げたら、次に、当店でランチを摂らないメリットとデメリットも踏まえる必要があります。これにより、漏れのない現状認識が出来ることとなります。

 こちらも前述のように、ランダムに思いつくまま、以下のように列挙していきます。

 (3)当店でランチを摂らないメリット
 ①仕事をしながら昼食が摂れる
 ②外食のために出掛けて暑い思いをしなくていい
 ③安く済む

 (4)当店でランチを摂らないデメリット
 ①美味しいものが食べられない
 ②良い接客が受けられない
 ③インスタグラムに上げても映えない

集客力を向上させるステップ3:各メリデメが裏表になっているか検討する

 ステップ1と2をまとめると以下のようになります。なお、下図のかっこ付き数字や丸付き数字は上の記述に対応させています。

 ここで(1)当店でランチを摂るメリットと(4)当店でランチを摂らないデメリット、そして(2)当店でランチを摂るデメリットと(3)当店でランチを摂らないメリット、それぞれが裏表の関係になっているかを検討します。

 裏表になっていなければ、それは見落としがある、ということです。例えば(1)当店でランチを摂るメリットの「①弁当よりも美味しい」は、(4)当店でランチを摂らないデメリットの「①美味しいものが食べられない」と表裏の関係になっています。

 ですが、(1)の「③仕事と休憩のメリハリがつく」と(4)の「③インスタグラムに上げても映えない」は関係がありません。

 よって、それを認識しながら再度、各メリットとデメリットが裏表の関係になっているかどうかを検討したものが下図となります。なお、各項目が裏表の関係になっていることを分かりやすくするため、一部順序を入れ替えています。

集客力を向上させるステップ4:訴求ポイントを検討する

 ここまで、漏れなくメリットとデメリットを洗い出してきました。これらを見てみると、(1)当店でランチを摂るメリットと(4)当店でランチを摂らないデメリットでは、主に品質について述べていることが分かります。これに対して、(2)当店でランチを摂るデメリットと(3)当店でランチを摂らないメリットでは、主に価格と時間について述べていることが分かります。

 よって、お金と時間を費やしても得たくなる品質であることを訴求することにより、集客力が高まることとなります。

 ここで以下のコラム「何か気になる…」求人広告キャッチコピーを作る5つの方法を用いてインパクトのあるキャッチコピーを作ると、以下のようになります。

 「そうだ、外食ランチでメリハリつけよう」
 「お弁当にはなくて当店のランチにあるもの。それは笑顔」
 「汗が引く美味さ。ランチタイムに味わいませんか?」
 「当店のランチ。インスタに、上げて、上げて、上げて。」
 「8月中しか食べられない特別限定ランチ、税込み〇〇円」

 このようなキャッチコピーを店頭看板や自店のホームページ、チラシなどに掲載することにより、暑い日のランチタイムの集客力が強化できる可能性が高まります。

 今回のコラムでは、飲食店が真夏のランチタイムの集客力を向上させる4つのステップとして、1.当店を利用するメリデメを検討する、2.当店を利用しないメリデメを検討する、3.各メリデメが裏表になっているか検討する、4.訴求ポイントを検討する、を挙げました。

 ポイントは、漏れなく現状を把握すること、訴求するべきことを見定めることです。お盆休み中に自店のそれらを見定め、お盆明けに打って出ることも一考です。10月には消費税率が引上げになることも踏まえ、店舗に勢いをつけておく必要があります。

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