ロードサイド店舗の看板を効果に結びつけるために

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 埼玉県の自然豊かな場所に立地する、ある飲食店は川魚の素揚げを山菜の天ぷらそばと一緒に定食として提供しています。この定食で特筆するべきは、すべての食材が自店で獲れたものである点です。

 魚は、自店で養殖し、店舗敷地内の釣り堀に泳がせています。山菜とそばは、自店の敷地内で育て、収穫したものです。そのため、リーズナブルで美味しいのですが、立地は交通の便が悪いところにあり、場所が分かりにくいという弱みを抱えています。

 そこで補助金を活用して、何ヵ所かの道路沿いに看板を掲示しましたが、あまり効果が上がっていないため、次の打ち手についてご相談をいただきました。今回は、この看板を効果に結びつけるための取組みを見ていきます。

車は急に止まれない

 この飲食店が掲示した看板に、運転中のドライバーが目を留めたとします。「お、獲れたて、揚げたての魚が食えるのか、入店しよう」と思ったとしても、【すでに通り過ぎて】います。車は急に止まれません。ケンシロウに「お前はもう過ぎている」と言われます。

 そこで、わざわざUターンをして入店する顧客は多くはないはずです。何度も同じ道を通り、その看板を目にしていればまだしも、衝動的な入店は期待できません。

 これが、駅前商店街など店舗の前面道路を徒歩で通行する顧客であれば、看板に目を留め、立ち止まり、入店する顧客もいるでしょう。よって、ロードサイド店舗の場合は、【予め入店する意思を持たせる】必要があります。

ロードサイド店舗の看板が持つ役割

 では、なぜロードサイド店舗は看板を出すのでしょうか。それは、予め入店する意思を持った顧客を迷わせずに入店させるためです。ここでいう「迷わせない」は以下の2つの側面があります。

 【1つ目】店舗までの経路で迷わせないこと
 【2つ目】入店しようかするまいか迷わせないこと

 例えば、ある顧客がチラシやインターネットの情報に触れ、獲れたて・揚げたての魚を自家栽培の天ぷらそばと一緒に食べたいと思ったとします。そこで、カーナビに場所を入力し、その店を目指して出掛けたとします。

 ところがなかなか店が見つからない、そんなときに看板があると店が見えなくても安心できます。ビジネスホテルが最寄駅から見えやすい高い位置に自ホテル名を掲げる理由もここにあります。

 道に迷ってしまうと、入店しようかするまいかという気持ちの迷いが出て、結局入店を諦める顧客が出てきます。余談ですが、このことはアルバイトの採用面接のために同店へ向かう応募者が道に迷ってしまい、面接をすっぽかすことと同様です。

予め入店する意思を持たせるには

 では、迷わせないために看板を設置したとして、どのようにして予め入店する意思を持たせるべきなのでしょうか。ここでお勧めしたいのは、インターネットの活用です。【日々情報発信】をしたり、【グーグルマイビジネス】に登録したり、【口コミ】の投稿を依頼したりして、ネット上で自店の露出を高めることが重要です。

 【日々の情報発信】はネタ出しがポイントとなります。ネタ出しの方法は様々ありますが、まずは自店でなければ発信できないこと、ターゲットの明確化、質問掲示板の活用をしてみてはいかがでしょうか。詳しくは以下のコラムを参考にしてください。
 儲かるロードサイド店舗がwebで情報発信する戦略をとる理由

 【グーグルマイビジネス】の活用は店舗ビジネスを展開するには必須と言えます。その際の留意点については、以下のコラムを参考にしてください。
 リアル店舗がグーグルマイビジネスで効果を上げる3つのポイント

 【口コミ】の投稿は、その内容の真偽はともかく、多くの方が参考にすることが分かっています。口コミを集めるポイントは、お願いする、品質を上げる、顧客のことを覚える、文字数の上限を指定する、悪い口コミに真摯な対応をする、が挙げられます。以下のコラムを参考にしてください。
 エステサロンが口コミで集客する5つの方法

 今回のコラムでは、ロードサイド店舗の看板が持つ役割と効果に結びつけるための施策について述べました。これらを踏まえて、販売促進戦略を再検討してみましょう。

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