ガソリンスタンドが動画広告を活用して注目を集めている事例

広告

動画広告のメリット

 弊社は、ロードサイド店舗の販売促進を専門としていますが、ロードサイド店舗のひとつの形態であるガソリンスタンド繋がりで、夜間の交通誘導員が着るベストなどに用いられる反射材の製造業者様をご支援したことがあります。

 この事業者様の工場長の愛娘がバレエを習っており、夜道を通ってバレエ学校から帰ってくる娘さんを案じた工場長が、反射材を編み込んだバレエ道具を入れるバッグを作成しました。そして、これのデザイン性と使い勝手を向上させ、商品化して、全国のバレエ学校に販売していきたいと考えました。

 この際の広告宣伝手法として検討したもののひとつが動画でした。当該商品が車両のヘッドライトの光を受けて発光している写真をホームページやチラシに掲載しても、商品の良さが非常に分りにくかったためです。これに対して、当該商品を持った女の子が夜道を歩き、車両のライトに照らされて光るバッグの様子を動画にすると、その商品の良さが非常に良く分かるのです。

 このように、動画での商品紹介は、写真では分かりにくい内容を訴求できるメリットがあります。

製品広告と企業広告

 ガソリンスタンドで実施する広告の多くは、価格訴求型です。ガソリンは商品自体で差別化が困難ですので、価格競争に陥りがちとなります。
 しかし、同じメーカーのガソリンでも、それを顧客に提供するガソリンスタンドの運営会社はそれぞれ違っていて、様々な個性があるはずです。

 広告を目的別に分類すると、製品広告と企業広告に分けられます。製品広告は、製品の性能や特徴、価格を訴求するものであり、企業広告は、企業の考え方や姿勢を訴求し、イメージや名声を高めるための広告です。

 この企業広告を動画で訴求しているガソリンスタンドの運営会社が神奈川県にあります。

企業広告を活用したガソリンスタンド

 神奈川県小田原市でガソリンスタンドなどの事業を多角的に展開する相原興業株式会社が作成した、動画を使った企業広告「A・I・K」が注目を浴びています。なお、「A・I・K」は「相原興業」の略称です。

 この動画は、昨年にダンス&ボーカルグループのDAPUMPがリリースした「U・S・A」の替え歌と振り付けを考えたもので、昨年11月に動画投稿サイトYоuTubeで公開すると、2月初旬までに93,000回に上る再生回数となりました。

 事業内容や社風が動画でよく分かる構成になっており、閲覧者からは「みんな楽しそう」といった感想が続々と寄せられています。
 商品で差別化できなければ、他の要素で差別化し、訴求していくことが必要です。その訴求方法を検討する際に、写真やイラストよりも動画の方が分かりやすい場合が多々あります。ガソリンスタンドが動画広告を活用して注目を集めている事例として、業績にどのように寄与していくか、今後が楽しみです。

 なお、YоuTubeで「相原興業」で検索すると今回ご紹介した動画が視聴できます。

情報発信に関する参考コラム

 ■セルフのガソリンスタンドが生き残りを賭けて提供すべき情報とは
 ■店舗から発信する情報を見直して利便性を向上させるべき理由
 ■クレジットカードを悪用する店員のニュースを自店にどう活かすか

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